ALTRA、再び。vol.4
2015年 11月 07日
足が喜んでいるのがよくわかる。
とても柔らかいフィットと前足部のフリー感に足がのびのびとしている。
まだ意識しないと大股で爪先から地面に突っ込みそうになるけど、足裏全体のアーチを使う意識をしているうちに、これが当たり前になることをイメージしながら細かいストライドで走る。
足が痺れることは、ない。
トーリン2.0はロードシューズとカテゴライズされているらしいが、これはトレイルで使用しても全然オーケーだった。
ただし、着地を滑らすことなく重心を身体の真下に置くことを心がけなければいけない。
異なる個性を持ったシューズを一気に導入したのだから少なからず違和感はあるにせよ、概ねイメージしていた感触を得ることができた。
痛みなく走れるありがたさを感じながら走った。
こうなると止まらない。
この時点で一旦品薄状態になっていたローンピーク2.5だが、なんとか在庫しているところを見つけて入手。
そこから約二週間、毎日アルトラのシューズを履いて走った。
北アルプス山行にはローンピーク2.5で臨み、そのバランスの取れたプロテクションと足指の広がる気持ち良さを実感した。
まだまだ不慣れというか、浮石の多いガレ場なんかは思うようなスピードで下れなかったけど、日に日にアルトラのシューズが足に馴染んでいく感触をつかむことができた。
こうなると止まらない。
スカイハイフリーマーケットの日に試し履きが開催されていたパラダイム1.5。前述した2足とはまた違う個性を持ったこのシューズに完全にヤラレた。
このマックスプロテクションシューズはなんとUS8で250gを切ってくる軽さ。
しなやかなソールのシャンクの加減もかなり良いカンジで見た目とは裏腹にかなり軽快な足運びが可能だ。
さらにこのチャコールというカラー。今の気分にぴったりのシックなトーンでノックアウト。
パラダイム1.5が手元に来た時点で件のレースまで残り10日。3足揃えてそれぞれの特性を踏まえた上で、(と言ってもどれも長い距離を一気に走ることはできてないけど)使用シューズを決める。足はイケるって言ってる。
再びアルトラのシューズを手にして(足に履いて)からここまで、山を走る全ての時間でアルトラのシューズを履いてきた。突貫だったけど、新鮮で、懐かしくて、楽しかったよ。
vol.5に続く。
by rhythmofmountain
| 2015-11-07 02:28
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